【COPD認知度はまだまだです】8月5日(日)に佐賀市内で「肺の日2018 in 佐賀」を開催しました

2018年8月5日(日)にゆめタウン佐賀におきまして、NPOはがくれ呼吸ケアネット主催の「肺の日2018 in 佐賀」を開催しました。当院からは髙橋浩一郎医師、田中将英医師、直塚博行理学療法士が参加しました。

本企画は、8月1日が「肺の日」(8=ハ、1=イと読むため)であることから、8月1日に近い週末に毎年開催しております。呼吸器疾患の中でも特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の認知度が低いため、本企画を通じて少しでも疾患の認知度を上げることが目的です。

今年は、はがくれ呼吸ケアネットのメンバーを中心に医師、理学療法士、作業療法士、医療事務、学生さんなどの多職種によって構成された35名で行いました。

一般市民の方を対象に、無料で呼吸機能検査を実施する「肺年齢測定会」および専門医による医療相談も併せて行いました。午前10時~午後4時までで、合計450名の一般市民の肺年齢測定を行いました。
佐賀のご当地ゆるキャラ「有明ガタゴロウ」にも協力を要請し、市民の皆様の健康に一役買ってくれました。
  
 (肺年齢測定および医療相談)                 (有明ガタゴロウも参戦!!)

感想として、まだまだCOPDの認知度が低いと実感しました。
肺年齢が実際の年齢より高い市民の方に、禁煙を含めた肺を若く保つ生活習慣などのアドバイスができた点はよい機会であったと思いました。
このような地道な活動を通じて、COPDの認知度の向上に努めていきたいと思います。

(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科