髙橋浩一郎先生の気管支ぜんそくと好酸球性副鼻腔炎に関する研究論文が、Respir Investig誌に掲載されました!

呼吸器内科講師 髙橋浩一郎先生の気管支ぜんそくと好酸球性副鼻腔炎に関する研究論文が、Respiratory Investigation誌に掲載されました!

Evaluation of olfactory dysfunction to estimate the presence of eosinophilic chronic rhinosinusitis in patients with asthma.
Takahashi K, Sadamatsu H, Suzuki K, Tashiro H, Kimura S, Kuratomi Y, Sueoka-Aragane N. Respir Investig. 2020 Sep 22: S2212-5345(20)30121-0.

Link; https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2212534520301210

気管支ぜんそくの患者さんでは、約60%にアレルギー性鼻炎や好酸球性副鼻腔炎などが合併します。特に好酸球性副鼻腔炎では、篩骨洞優位の病変を合併し、嗅覚障害を高頻度に認めます。しかし、内科医にとって嗅覚障害を一般診療で抽出することは容易ではありません。私たちは日本人に特化した嗅覚障害に関する問診票が、好酸球性副鼻腔炎の診断過程で有用なツールであることを報告しました。


(C)佐賀大学医学部附属病院血液・呼吸器・腫瘍内科